非結核性抗酸菌症 MAC症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
旅行中に二日間連続で喀血し、2回救急車で病院に運ばれ、CTで肺に大きな影(40mmほど)が見つかりました。地元へ帰ってから病院でCTや気管支鏡検査の結果、非結核性抗酸菌症(菌種はアビウムコンプレックス症 別名MAC症)と診断されました。
担当ドクターから「非結核性抗酸菌症は有効な抗菌薬が無く治療がかなり難しく、日本で最も多いMAC症も治療が困難であり、治療は漢方薬などで体力の強化を図り、病院ではCT検査で経過をフォローしていきましょう」ということになりました。
自身の判断で、体力・免疫力にポイントをおいて漢方薬などの服用を始めたところ、喀血は徐々におさまりました。40日後のCT検査では影が半分以下に縮小していました。「経過が良く、病状は確実に安定してきているので、漢方薬を継続して下さい」との説明でした。
7カ月後のCT検査では肺の影はほとんどなくなり「ほぼ治っているでしょう」という医師の説明でした。その後も漢方薬を継続服用しながら半年ごとにCT検査を受け「少し残っている影は傷跡のようなもので完治しているでしょう」と説明を受けました。
この症例は実は私自身のことです。私はいままでに両手では数え切れないほどの病気を経験してきました。その時、必要を判断した場合には検査を病院でしていただきます。しかし、ほとんど漢方で治療しています。
長い人生、病気になって当たり前。人生は病気と上手に付き合うもの。一部の病気を除いて、大半の病気は適切な治療で治るもの。
その中で漢方は大きな武器になる。これが、私の薬局経営の信念のようなものです。機会があれば、今後も私自身の漢方体験談を報告させていただきます。
TEL:0586-45-4753
住所:愛知県一宮市神山1-10-1